これまでの大会・例会(2011-2020)
2020年度例会・大会
2020年度11月例会
日程:2020年11月28日(土)
場所:オンライン開催(ズーム・ウェビナーを使用)
発表要旨は[こちら]
■午前 9:40-14:00
9:40-9:50
《開会の辞》紅野謙介
【個人1】9:50-10:30
神木まなみ 森鷗外と明治期の女子教育――高畠詠子と坂井夫人の比較から考える性欲問題と女子教育の関係――
【個人2】10:40-11:20
下田凌也 切れから見る寺山修司のジャンル横断
【パネル1】11:30-14:00
和田敦彦、田中祐介、中野綾子、河内聡子 (ディスカッサント)康潤伊
研究リソースの可能性を拓く――『榛葉英治日記』調査から――
■午後 15:00-18:20
15:00-18:10
《特集》代作と近代文学――「作者」をめぐるポリティクス
大木志門 尾崎紅葉・徳田秋聲による雑誌記事をめぐる「作品」のポリティクス
湯浅篤志 森下雨村の「代作」について
福田淳子 川端康成の小説作法
(ディスカッサント)甘露純規
18:10-18:20
《閉会の辞》紅野謙介
2020年度秋季大会
日程:2020年10月24日(土)・25日(日)
場所:オンライン開催(ズーム・ウェビナーを使用)
発表要旨は[こちら]
■10月24日(土)14:00-17:50
○第1オンライン会場(この日は第1会場のみ使用)
14:00-14:10
《開会の辞》紅野謙介
14:20-17:50
《特集》サービス業と文学――錯綜するホスピタリティと〈客〉の境界
泉谷瞬 すべてが「サービス」化する社会/すべてを「サービス」化する文学
久米依子 承認要求と感情労働――コンビニウーマンと異世界男子の時代に
合田正人 バルクの末裔たちに
■10月25日(日)午前 10:00-12:20
○ 第1オンライン会場
【個人1】10:00-10:40
飛田英伸 気質と領分――『当世書生気質』の書生たち
【個人2】10:50-11:30
廣瀬航也 永井荷風『日和下駄』の記述を支えるもの――小林清親・木下杢太郎への言及を視座として――
【個人3】11:40-12:20
邱政芃 「転向文学」としての張文環「父の要求」再考――一九三五年前後における「リアリズム」変容の観点から――
○ 第2オンライン会場
【個人4】10:00-10:40
淺岡瑠衣 織田作之助『夫婦善哉』――ヤトナとしての蝶子を中心に――
【個人5】10:50-11:30
松山哲士 筒井康隆「夢の木坂分岐点」論――内面世界と向き合う決意の物語として――
【個人6】11:40-12:20
佐々木幸喜 安部公房「大きな砂ふるい」とストリンドベリ
■10月25日(日)午後 14:00-17:50
○ 第1オンライン会場
【個人7】14:00-14:40
浅子逸男 坂口安吾「日本文化私観」について――タウト批判以後――
【パネル1】15:00-17:30
郭南燕、釘宮明美、谷口幸代、増田斎 (ディスカッサント)ヨコタ村上孝之 (司会)堀まどか
外国人宣教師の日本語文学――キリシタン文学の継承と発展
○ 第2オンライン会場
【個人8】14:00-14:40
肖禾子 『ねじまき鳥クロニクル』論――物語の永久生成――
【パネル2】15:00-17:30
目野由希、王晨野、田野尻哲郎、岩谷泰之 (ディスカッサント)梁鎮輝
鷗外と露伴の道教――受容過程の謎を考える
○ 第1オンライン会場
17:40-17:50
《閉会の辞》紅野謙介
2020年度6月例会
6月27日に予定されていた6月例会は、中止となりました。
2020年度春季大会
5月23日・24日に予定されていた春季大会は、中止となりました。
2019年度例会・大会
日本近代文学会・昭和文学会・日本社会文学会合同国際研究集会
【大会テーマ】「文学のサバイバル──ネオリベラリズム以後の文学研究」
日程: 2019年11月23日(土)・24日(日)
場所:明治大学・共立女子大学・二松学舎大学
【プログラム】
◎2019年11月23日(土) 明治大学リバティタワー3F
10時 受付・参加登録
10時30分 神保町古書店ツアー(先着順10名)
12時30分 出版社展示・プレゼンテーション
14時 《基調講演》平野啓一郎
「文学は何の役に立つのか?」
16時 《シンポジウム》「世界文学のなかの日本文学」
・エリス 俊子「比較文学の現在──境界の問題について」
・小松 靖彦「双方向的日本文学研究をめざして」
・アン マクナイト「アウトバウンド:日本文学におけるクリエイティブ産業と翻訳文化」
司会 坪井 秀人
17時30分 懇親会(明治大学リバティタワー23F 岸本辰雄ホール 事前申込者のみ)
◎11月24日(日) 共立女子大学3号館・二松学舎大学九段キャンパス1号館
10時~12時 分科会:パネル発表および個人発表
13時~15時 分科会:パネル発表および個人発表
15時30分~17時30分 二松学舎大学九段キャンパス1号館中洲記念講堂
《ラウンドテーブル》
「文学研究のサバイバルのために──学界への提言」
・石田 仁志「日本文学研究の未来を夢見て」
・佐藤 泉「生きさせる政治、死ぬがままにまかせる政治、すでに死体とみなす政治」
・日比 嘉高「我々は何を研究してきて、そしてどこへ向かうのか 付・研究課題の計量テキスト分析」
司会 竹内栄美子
閉会の辞 島村 輝
【参加者へのお願い】
参加するかたは、事前に公式ウェブサイトから参加登録をしてください。また、懇親会に参加するかたは、必ず公式ウェブサイトから事前にお申し込みください。研究集会当日の懇親会への参加申し込みはできません。
日本近代文学会・昭和文学会・日本社会文学会 合同国際研究集会 開催のお知らせおよび参加者へのお願い
〔概要〕
世界各地で展開している日本近代文学研究と日本国内における研究活動との接続・連繋を促進する目的で、海外で近代文学を研究する研究者に研究発表の機会を提供するとともに、海外の研究者と国内にあって海外の研究動向との接続・連繋を志向する研究者とが共同で行うパネル発表の場を提供します。
〔企画の趣旨〕
近年、〈日本〉や〈日本語〉の境界をこえて日本近代文学研究をめぐるネットワークを模索する動きが高まりを見せています。研究対象が日本語のテクストであっても、研究の言語は多岐にわたっており、研究の空間も世界各地にそれぞれ独自なかたちで遍在しています。しかし残念ながら、それらの研究活動は地域や言語の制約の中で相互の交通が滞り、地域主義的な次元を抜け出すことは困難な現状です。このような状況に鑑み、日本近代文学会・昭和文学会・日本社会文学会は、これまでさまざまな形で国際的学術交流の場を設けてきました。今回はこの三学会合同企画として、二日間にわたり、東京の中心部にある世界最大級の“本の街”神保町の近辺で国際研究集会を開催します。本企画は、日本近代文学会・昭和文学会・日本社会文学会という研究場を、世界各地で積み重ねられている〈日本近代文学〉に関わる研究活動とダイレクトに接続させ、またそのことを通して、私たちが無意識に囚われてきたかもしれない研究制度の在り様を正面から問い直そうとする試みでもあります。従来の学会の枠にとらわれぬ開かれた対話の場がつくられるよう、積極的な参加を呼びかけます。
詳細は、特設ページをご覧下さい 。
日本近代文学会・昭和文学会・日本社会文学会合同国際研究集会特設ページ
【幹事校】明治大学・共立女子大学・二松学舎大学
【お問い合わせ先】合同国際研究集会実行委員会
・メール
・ウェブサイト
https://irc2019jpml.wixsite.com/home
2019年度秋季大会
日程: 2019年10月26日(土)・27日(日)
場所: 新潟大学 五十嵐キャンパス総合教育研究棟
発表要旨は[こちら]
◎26日(土)午後2時00分より
特集会場:E260教室(総合教育研究棟)
《開会の辞》 堀 竜一
発表要旨は[こちら]
《特集》書物(オブジェ)としての近代文学
一色 誠子 著書を纏う装幀、そして作家の創作意識
──室生犀星を例として
真田 幸治 意匠としてのテクスト
──活字組版本文イメージを使用した装幀
多田 蔵人 書物表現の文学史
《講演》
白井 敬尚
時代の刻印
《懇親会》大学生協第1食堂
(※26日(土)12時30分より、B251教室で評議員会を開催する予定です。)
◎27日(日)午前10時30分~午後4時40分
《研究発表》
第1会場:B255教室(総合教育研究棟)
〔個人発表〕(午前10時30分~12時30分)
アブラル・バスィル 永井荷風『濹東綺譚』論
──大江の「濹東綺譚」の相対化──
レッキー・リチャード・ウィリアム 葉山嘉樹「死屍を食ふ男」論
──豊津と怪談──
張 永 嬌 宮澤賢治テクストの越境と翻訳
──田村俊子主宰の上海華文雑誌『女聲』を中心に──
〔パネル発表〕(午後2時~4時30分)
大村 梓・杉淵 洋一・助川幸逸郎
内包される暴力表象
──他者・異文化理解の側面から
(ディスカッサント)石田 仁志
第2会場:B253教室(総合教育研究棟)
〔個人発表〕(午前10時30分~12時30分)
大西 洋平 坂口安吾「淫者山へ乗りこむ」論
──行動主義・社会主義リアリズムとの関連から
德本 善彦 〈世間話〉と〈歴史=物語〉
──坂口安吾「真珠」論──
森 祐香里 「肉体文学」再検討に向けて
──池田みち子の諸作品における「肉体」から──
〔パネル発表〕(午後2時~4時30分)
大橋 崇行・柳瀬 善治・神林 尚子
明治~大正期の演劇/演芸と近代小説の編成
──メディア間の相互交渉とアダプテーションの視点から
(ディスカッサント)日置 貴之
第3会場:B251教室(総合教育研究棟)
〔個人発表〕(午前10時30分~午後4時40分)
杉山 雄大 〝犠牲〟をめぐる複眼的思考
──大西巨人『たたかいの犠牲』と「政治と文学」論争
安藤 陽平 安岡章太郎「陰気な愉しみ」論
──「私」における戦中・戦後の連続と断絶について──
泉 渓 春 足踏みする軍靴
──安岡章太郎『遁走』論
田村美由紀 〈書く機械〉となること
──口述筆記創作のジェンダー構成をめぐって
中山 新也 大岡昇平における「歴史書」
齊田 春菜 円地文子『彩霧』論
──老女と少女をめぐって──
茂木謙之介 〈幻想〉を編む
──雑誌『幻想文学』における編集思想をめぐって──
《閉会の辞》 B255教室 宗像 和重
▼2019年度秋季大会では、託児スペースを設置します。保育業者との契約の関係上、ご希望者は9月28日までに、運営委員会・事務局【kindaibungakukai@gmail.com】までお知らせ下さい(託児スペースの設営・利用費に関しては、学会費から助成が出ることになっております)。
2019年度6月例会
日時: 2019年6月22日(土) 午後2時より
場所: 実践女子大学 渋谷キャンパス 403教室
共催:実践女子大学文学部国文学科
発表要旨は[こちら]
〔特集〕亡霊の近代文学
倉田 容子 政治・怪談・女
仁平 政人 死者としての「私」
――戦後の川端康成における「亡霊」の方法――
《講演》
高木 信
カタリ論の亡霊論的転回にむけて
――レトリックによる〈亡霊〉への生成変化
(ディスカッサント)谷口 基
2019年度春季大会
日程: 2019年5月25日(土)・26日(日)
場所: 専修大学神田キャンパス 1号館
◎25日(土)午後2時00分より
特集会場:302教室(1号館3階)
《開会の辞》 山口 政幸
《特集》近代文学研究を縛るもの
――制度の中の〈正当〉を問う――
荒木 優太 在野研究はサークルイズムか?
岩川ありさ 前未来形の文学
――「近代文学研究」は誰の生にとって
重要であるのか
河野 至恩 「日本語を選び取る」ことと日本語文学
――複言語主義から見た近代文学研究と言語――
(ディスカッサント)和田 敦彦
《総会》302教室(1号館3階)
《懇親会》1号館15階「報恩の間」
(※25日(土)12時30分より、301教室で評議員会を開催する予定です。)
◎26日(日)午前10時30分~午後4時30分
《研究発表》
第1会場:302教室(1号館3階 ※当初の教室から変更されました。ご注意下さい)
〔個人発表〕(午前10時30分~12時30分)
安藤 史帆 温泉場と末広鉄腸『雪中梅』
――近代と〈温泉〉という表象空間
芦川 貴之 「武蔵野」の〈自分〉、その多元性と位相
――国木田独歩における言文一致体の導入を視座にして――
羅 小 如 泉鏡花「黒百合」試論
――〈病める身体〉への視線――
〔パネル発表〕(午後2時~4時20分)
山田昭子・与那覇恵子・遠藤郁子
文学は〈化生〉という概念によって世界をどうとらえているのか
――女性文学から読み解く
(ディスカッサント)中沢けい
第2会場:202教室(1号館2階)
〔個人発表〕(午前10時30分~12時30分)
本橋 龍晃 〈新人〉からの跳躍
――終戦直後の「戦後文学」言説と
〈三島由紀夫〉像
廣瀬 陽一 「発展」への疑念
――中野重治「プロクラスティネーション」をめぐって
伊豆原潤星 拡張される〈私小説〉
――映画『あやに愛しき』と一九五〇年代の文学者表象――
〔個人発表〕(午後2時~4時20分)
久村 亮介 日本における馬賊表象の変遷
河 昇彦 周辺人物間の力学関係から読みとる植民地朝鮮
――湯浅克衛の「棗」を巡って
森田 和磨 石原吉郎「ペシミストの勇気について」論
――「加害」と「被害」の語り方に注目して――
第三会場:204教室(1号館2階)
〔個人発表〕(午前10時30分~12時30分)
西岡 宇行 大江健三郎『同時代ゲーム』論
――手紙の編集に着目して――
團野 光晴 消費社会と「寛容」の思想
――大江健三郎『懐かしい年への手紙』をめぐって――
周 倩 村上春樹『アフターダーク』論
――視点と話法について――
〔個人発表〕(午後2時~4時20分)
大場 健司 捨て子たちの革命
――村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』から大友克洋『AKIRA』へ――
亀有 碧 中上健次『紀州 木の国・根の国物語』考
――語りのパフォーマティヴィティに着眼して――
山崎 和 中上健次『物語ソウル』論
《閉会の辞》 201教室 宗像 和重
▼2019年度春季大会では、託児スペースを設置します。保育業者との契約の関係上、ご希望者は5月7日までに、運営委員会・事務局
【kindaibungakukai@gmail.com】までお知らせ下さい
(託児スペースの設営・利用費に関しては学会費から助成が出ることになっております)。
2018年度例会・大会
2018年度11月例会
日程: 2018年11月24日(土)午後2時より
場所: 明治学院大学白金キャンパス2号館2302教室
■品川駅から、高輪口より都営バス「目黒駅前」行きに乗り、「明治学院前」下車(乗車約6分)
■目黒駅から、東口より都営バス「大井競馬場前」行きに乗り、「明治学院前」下車(乗車約6分)
■白金台駅から、2番出口(白金高輪側/エレベーター有)より徒歩約7分
■白金高輪駅から、1番出口(目黒側/エレベーター有)より徒歩約7分
■高輪台駅から、A2番出口より徒歩約7分
発表要旨は[こちら]
〔特集〕戦争テクノロジーと文学
中尾 麻伊香
海野十三作品における変容する戦争テクノロジーと人間存在
宮澤 隆義
空想と科学──中野重治「空想家とシナリオ」とその射程
澤田 由紀子
戦争テクノロジーと日本SF文学の誕生の関係
(ディスカッサント)副田 賢二
2018年度秋季大会
日程: 2018年10月27日(土)・28日(日)
場所: 岩手県立大学 滝沢キャンパス 共通講義棟
■ 盛岡駅からIGRいわて銀河鉄道で滝沢駅まで約20分、滝沢駅から徒歩約15分
■ 盛岡駅東口バス停②から岩手県交通/岩手県北バス「県立大学」行きで「岩手県立大学」下車(盛岡駅より約30分)
発表要旨は[こちら]
■27日(土)午後2時00分より
特集会場:講堂
《開会の辞》 松本 博明
《特集》アダプトされた文学の可能性
── 平準化する人文知の受容現象を問う──
大橋 崇行
文豪・森鴎外、電話に出ない!──「文豪」言説における作家の消費と「文学の俗性」──
有元 伸子
文学の演劇化とキャラクター生成── 変装/変奏する〈黒蜥蜴〉──
中沢 弥
寺山修司「人魚姫」の位相空間を探求する
《講演》
谷口 晃平
なぜゲームが教養の起点となり得るのか
《懇親会》ホテルニューカリーナ盛岡
▼懇親会会場は大学外ですが、キャンパスからバスが出る予定です
(会場到着までの所要時間は約40分)。奮ってご参加ください。
(※27日(土)12時30分より、105教室で評議員会を開催する予定です。)
■28日(日)午前10時30分~午後4時30分
《研究発表》
第一会場:101教室(共通講義棟1階)
〔個人発表〕(午前10時30分~12時30分)
木村 素子
芥川龍之介「手巾」論──翻訳言語の援用──
村山 麗
谷崎潤一郎「呪はれた戯曲」考──〈感応〉の装置としての〈ヒステリー〉
大川内夏樹
瀧口修造はどう書いたか──一九二七~三一年の作品の方法について──
〔パネル発表〕(午後2時~4時30分)
梅澤亜由美・大木志門・河野龍也・小林洋介・尾形大・小嶋洋輔
「私小説」をどのように考えるか?──〈私小説性〉概念による再検討の試み
第二会場:107教室(共通講義棟1階)
〔個人発表〕(午前10時30分~12時30分)
牧 千夏
だれのための農民芸術論か──宮沢賢治の階層と地域社会における役割──
姜 惠 彬
昭和初期における〈偶然〉論の展開──ジッド文学と〈象徴〉を中心に──
中井 祐希
共鳴する『戦争まで』──中村光夫のフランス体験──
〔パネル発表〕(午後2時~4時30分)
山﨑義光・加藤達彦・尾崎名津子・塩谷昌弘 戦後文学における〈現実〉の表象と理論
(ディスカッサント)鳥羽耕史
第三会場:106教室(共通講義棟1階)
〔個人発表〕(午前10時30分~12時30分)
藤本 秀平
戦後日本の占領転換期における「混血児」表象について──獅子文六『やっさもっさ』論──
荒瀬 康成
遠藤周作「ガリラヤの春」論──信仰の〈進歩〉と〈調和〉──
加藤 大生
〈再生産〉をめぐる闘争──花田清輝「力婦伝」論
〔パネル発表〕(午後2時~4時30分)
芳賀祥子・茂木謙之介・吉田司雄 昭和改元と女性たち
(ディスカッサント)武内佳代
第四会場:105教室(共通講義棟1階)
〔個人発表〕(午前10時30分~午後4時30分)
清松 大
戯画化される〈ニーチェ〉──通俗的イメージの形成と流布をめぐって──
岩谷 泰之
森鴎外「金毘羅」論─神仏分離を視座として──
紅野 謙介
中里介山『大菩薩峠』の語りと文体──小説へのディスタンス
山中 智省
若年層向けエンターテインメント小説がもたらした「読書」のかたち
──一九八〇年代の富士見書房周辺から
《閉会の辞》101教室 宗像 和重
▼2018年度秋季大会では、託児スペースを設置します。保育業者との契約の関係上、ご希望者は9月28日までに、運営委員会・事務局【kindaibungakukai[at]([at]→@に変換してください]gmail.com】までお知らせ下さい(託児スペースの設営・利用費に関しては、学会費から助成が出ることになっております)。
2018年度6月例会
日時: 2018年6月23日(土)午後2時より
場所: 中央大学多摩キャンパス 3号館文学部総合棟 3114教室 —
■多摩都市モノレール「中央大学・明星大学」駅下車徒歩0分
発表要旨は[こちら]
〔特集〕虚構の〈国家〉――現代文学の闘争と批評性
坂 堅太
安部公房『榎本武揚』と「明治ブーム」
村上 陽子
「Qムラ」という空間――崎山多美『うんじゅが、ナサキ』をめぐって
中川 成美
国家は誰のものか――災禍のなかの文学的想像力
《講演》
小野 正嗣
小さな土地を書くこと
2018年度春季大会
日程: 2018年5月26日(土)・27日(日)
場所: 早稲田大学・早稲田キャンパス 16号館・大隈講堂(特集会場)–
■東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩5分
■JR山手線、西武新宿線「高田馬場駅」から徒歩20分(都バス学02「高田馬場駅~早大正門」)
■都電荒川線「早稲田駅」から徒歩5分
発表要旨は[こちら]
■ 26日(土)午後2時より
開会の辞 第一会場 金井 景子
《研究発表》
第一会場:16号館
〔パネル発表〕(午後2時10分~4時40分)
石川 巧
落合 教幸
江戸川乱歩所蔵資料の活用による探偵小説研究
金子 明雄
川崎 賢子
(ディスカッサント)浜田 雄介
第二会場:16号館
〔個人発表〕(午後2時10分~5時00分)
市川 遥
敗戦を跨ぐ身体――井伏鱒二「遥拝隊長」と「傷痍軍人」表象を手がかりに
廣瀬 陽一
中野重治「梨の花」論――「被圧迫民族の文学」を参照軸として
岩本 知恵
安部公房「人魚伝」論――「ぼく」と人魚の関係
解 放
安部公房の『砂の女』における「信頼できない語り手」
〈総会〉第一会場
〈懇親会〉早稲田大学戸山キャンパス38号館1階
戸山カフェテリア
最寄り駅:地下鉄東西線 早稲田駅
(※26日(土)12時30分より、16号館で評議員会を開催する予定です。)
■ 27日(日)午後10時00分~午後5時00分
《研究発表》
第一会場:16号館
〔個人発表〕(午前10時00分~11時30分)
鄒 韻
「同性愛者」の語り――吉屋信子の「屋根裏の二処女」と「或る愚しき者の話」を中心に
游 書 昱
「男」になるということ――吉行淳之介文学にみる少年をめぐって
第二会場:16号館
〔個人発表〕(午前10時00分~11時30分)
呉 勤 文
『三四郎』における知の闘争――「文芸上の真」と「科学上の真」について
金 香 花
芥川龍之介「馬の脚」論――狂人の日記を信じる「わたし」の再考――
第三会場:16号館
〔個人発表〕(午前10時00分~11時30分)
大尾 侑子
戦前昭和の「国家」を超えた「市井の学」――性民俗学と佐藤紅霞
尾形 大
〈小説作法〉への抵抗と拡張――伊藤整『ホオマア物語』における語りの問題を中心に――
特集会場: 早稲田大学大隈記念講堂(大講堂)
(午後1時00分~5時00分)
《特集》明治文学再考――政治性と〈情動〉の領域
木村 洋
人生観の群生――北村透谷、文学研究、ニーチェ熱
松澤 俊二
和歌革新の夢――「まこと」と「情動」をめぐって
内藤千珠子
恥辱と中傷のナショナリズム――帝国的性暴力のフィクション
《講演》
ロバート キャンベル
写真の裏書き―─ 明治文学にみる情動と自照のあり様をめぐる考察──
《閉会の辞》 宗像 和重
共催:早稲田大学教育学部
▼2018年度春季大会では、託児スペースを設置します。保育業者との契約の関係上、ご希望者は5月7日までに、運営委員会・事務局【kindaibungakukai[at]([at]→@に変換してください])gmail.com】までお知らせ下さい(託児スペースの設営・利用費に関しては、学会費から助成が出ることになっております)。
2017年度例会・大会
2017年度11月例会(国際研究集会)
日時: 2017年11月26日(日)10時より
場所: 立教大学 池袋キャンパス 11号館・15号館(マキムホール) –
■JR各線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ丸ノ内線/有楽町線/副都心線「池袋」駅下車徒歩約7分
■東京メトロ有楽町線/副都心線「要町」駅下車徒歩約6分
■西武池袋線「椎名町」駅下車徒歩約12分
発表要旨は[こちら]
[発表要旨集]へ
開会の辞 M301教室 金子 明雄
《研究発表》
第一会場:M301教室
〔パネル発表〕(午前10時~12時30分)
山根由美恵
平野芳信
内田 康
Dalmi Katalin
村上春樹「騎士団長殺し」──〈メタ・テクスト〉性と「物語」のその先──
(ディスカッサント)跡上史郎
〔個人発表〕(午後1時30分~3時)
古田 高史
福田恆存『キティ台風』論──「饒舌」という試み──
村上 智子
憑依する二人称──ロシア語版『金閣寺』の翻訳法──
第二会場:M302教室
〔パネル発表〕(午前10時~12時30分)
久保田裕子
メータセート ナムティップ タナポーン トリラッサクルチャイ
タイからのまなざし/タイへのまなざし──日本近代文学をめぐる受容状況──
〔個人発表〕(午後1時30分~3時)
劉 春 燕
「雨ニモマケズ」と「北国農謡」
崔 世 卿
詩誌『MADAME BLANCHE』対『椎の木』のスキャンダル
第三会場:A301教室
〔個人発表〕(午前10時~午後3時)
劉 怡 臻
植民地台湾における啄木文学の受容と継承について──戦前の新聞及び雑誌にみられる記事を中心に──
呉 恵 升
戦時下における石川達三の「戦争協力」──「資料」(計一三〇点)から見えてくるもの──
陳 童 君
東京裁判と戦後日本文壇の南京大虐殺表現
(昼休み)
金 東 僖
朝鮮語と日本語の間の「近代」──鄭芝溶論──
高橋 梓
移動と創作言語から見る金史良の生成
──北京への「漫遊」と日本への「密航」をめぐる二言語の随筆を中心に──
第四会場:A304教室
〔個人発表〕(午前10時~午後3時)
SPOEHRLE MACHA
折口信夫の小説『神の嫁』をめぐって、近代文学について再考する
安住 紀宏
テクストの不可能性 可能性のテクスト──前田愛『文学テクスト入門』再考──
(昼休み)
南 明日香
Nagaï Kafû La Sumidaから永井荷風『すみだ川』へ
Forgo Teodora Maria
日本近代文学と芸能におけるモルナール受容
《講演》 M301教室(午後3時30分~4時30分)
坂井セシル
海外の日本近代文学研究、その条件、アポリアと可能性──フランスの場合
閉会の辞 M301教室 関 礼子
《懇親会》第一食堂
▼2017年度11月例会では、懇親会を開催します。ふるってご参加ください。
▼2017年度11月例会では、託児スペースを設置します。
保育業者との契約の関係上、ご希望者は10月31日までに、運営委員会・事務局
【kindaibungakukai[at]([at]→@に変換してください])gmail.com】までお知らせ下さい。
(託児スペースの設営・利用費に関しては、学会費から助成が出ることになっております)。
2017年日本近代文学会 秋季大会
日時: 2017年10月14日(土)・15日(日)
場所: 愛知淑徳大学 星が丘キャンパス
2号館・1号館・5号館
■名古屋駅から地下鉄東山線「星ヶ丘」駅下車(3番出口から徒歩3分)
発表要旨は[こちら]
■ 14日(土)午後2時より
特集会場:25A教室(2号館5階)
開会の辞 小倉 斉
《特集》ポスト文学史のアクチュアリティ──正史解体後の展望
中山 弘明
「明治文学談話会」と文学史──〈学問史〉の視点から──
安藤 宏
文学史は表現に内在する
松本 和也
「文学非力説」論議の位置・意義・圏域
中谷いずみ
空白の「文学史」を読む──〝政治と文学〟にみるジェンダー・ポリティクス
(ディスカッサント)大澤 聡
《懇親会》ルブラ王山 最寄り駅:地下鉄東山線 覚王山駅
(※14日(土)12時30分より、15A教室で評議員会を開催する予定です。)
■ 15日(日)午前10時30分~午後4時30分
《研究発表》
第一会場:15A教室(1号館5階)
〔個人発表〕(午前10時30分~12時30分)
朴 珍 娥
夏目漱石の『それから』と〈自己卓越〉──『文学論』の〈悲劇論〉を中心として
楊 佳 嘉
森三千代の「病薔薇」における日中女性同士の繋がり──自由・愛・夢のために
加藤 夢三
「√-1」の存在論──夢野久作『木魂』の怪奇表象
〔パネル発表〕(午後2時~4時30分)
加島正浩・木下幸太・泉谷 瞬
「他者」と共同性──戦後日本のスピリチュアリティ表象──
(ディスカッサント)柳瀬善治
第二会場:15B教室(1号館5階)
〔個人発表〕(午前10時30分~12時30分)
増田 斎
一九六六年遠藤周作『沈黙』から一九七〇年大阪万博への道程
亀有 碧
中上健次「火宅」における同一性をめぐる語りと父の形象
栗山 雄佑
消えていく〈記憶〉に接触すること──目取真俊「群蝶の木」論
〔パネル発表〕(午後2時~4時30分)
西村峰龍・今井瞳良・藤田祐史
「文化資源」としての『伊豆の踊子』──小説・映画・文学碑──
(ディスカッサント)仁平政人
第三会場:15C教室(1号館5階)
〔個人発表〕(午前10時30分~12時30分)
前田 敬子
山川登美子の目覚め──『花のちり塚』裏表紙不明文字の判読から──
山本 歩
〈小説作法〉の生まれる場──明治期における小説作法書の成立──
権 丁 煕
「小説」というメディア──徳冨蘆花の「小説の小説」論
〔パネル発表〕(午後2時~4時30分)
西田谷洋・中村三春・橋本陽介・浜田 秀
文学研究と言語研究のインターフェイス
(ディスカッサント)小澤 純
(司会)服部徹也
第四会場:55C教室(5号館5階)
〔個人発表〕(午前10時30分~11時50分)
森下 達
戦前・戦中期の『少年倶楽部』における海外児童文学の受容
轟原 麻美
司馬遼太郎『坂の上の雲』論──雑誌『中央公論』をめぐって──
閉会の辞 15A教室 関 礼子
▼懇親会会場は大学外ですが、近い場所になります。ふるってご参加ください。
▼2017年度秋季大会では、託児スペースを設置します。
保育業者との契約の関係上、ご希望者は9月25日までに、運営委員会・事務局
【kindaibungakukai[at]([at]→@に変換してください])gmail.com】までお知らせ下さい。
(託児スペースの設営・利用費に関しては、学会費から助成が出ることになっております)。
2017年度6月例会
特集: 転移する〈心〉 ――大正文学の生成
日時: 2017年6月24日(土)14時より
場所: 明治大学
■JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩約3分
■東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
■都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩約5分
発表要旨は[こちら]
《特集》 転移する〈心〉──大正文学の生成
研究発表
日高 佳紀谷崎潤一郎「異端者の悲しみ」のレトリック
河野 龍也佐藤春夫の芸術観と「心」の問題
大野 亮司志賀直哉編『座右宝』をめぐる一考察
(ディスカッサント)光石亜由美
2017年度春季大会
特集: 101年目の漱石 ――なぜ読まれてきたのか
日時: 2017年5月27日(土)・28日(日)
場所: 東京外国語大学
■JR中央線 「武蔵境」駅のりかえ西武多摩川線「多磨」駅下車徒歩5分 (JR新宿駅から約40分)
■京王電鉄 「飛田給」駅北口より多磨駅行き京王バスにて約10分「東京外国語大学前」下車
発表要旨は[こちら]
■ 27日(土)午後1時30分より
開会の辞 101教室 柴田 勝二
《研究発表》
第一会場:101教室
〔個人発表〕(午後1時40分~午後5時10分)
ナーヘド アルメリ
北原白秋の翻訳童謡におけるナンセンスとユーモア
崔 雪 梅
漱石の漢詩における「帰臥」というビジョンの展開とその身体
髙槻 侑吾
絵を掛け替えるということ──「三四郎」試論──
斉 金 英
夏目漱石『それから』における男同士の絆──「自然の愛」という名の復讐
跡上 史郎
宮崎駿になった夏目漱石──時代・ジャンルを超える「草枕」DNA
第二会場:102教室
〔個人発表〕(午後1時40分~午後3時)
奥村 華子
炭鉱の連帯──『戦旗』におけるコラージュの表現から──
吉田 大輔
坂口安吾「ラムネ氏のこと」の史的位置
──幸田露伴「文明の庫」、森鴎外「サフラン」との対比から──
〔パネル発表〕(午後3時10分~午後5時40分)
山田順子
菊地優美
芳賀祥子
女同士の絆の生成と分断そして再生──明治から戦後にかけて
レティツィア グアリーニ
(ディスカッサント)久米依子
第三会場:103教室
〔個人発表〕(午後1時40分~午後3時)
峰尾 俊彦
自己言及するテクストとしての『俘虜記』
劉 東 波
井上靖「西域物」における水・河──「楼蘭」と「洪水」を中心に──
〔パネル発表〕(午後3時10分~午後5時40分)
岩津航
戸塚学
西岡亜紀
『1946・文学的考察』における「世界文学」のプログラム
(ディスカッサント)井上隆史
第四会場 109教室
〔個人発表〕(午後1時40分~午後3時)
大尾 侑子
知的共同体としての「珍書屋」──昭和初期の出版史の〈外部〉に着目して
南 相 ● ※●=王口月の合字
日本の少年犯罪小説研究──少年法制定以降の変化を中心に
〔パネル発表〕(午後3時10分~午後5時40分)
浅野麗
倉田容子
富塚昌輝
服部訓和
山根龍一
〈差異の政治〉と一九九〇年代
(ディスカッサント)黒岩裕市
〈総会〉101教室
〈懇親会〉大学会館円形ホール
(※27日(土)12時より、115教室で評議員会を開催する予定です。)
▼会報126号でお知らせしていますように、2017年度春季大会において、託児スペースを設置します。
保育業者との契約上、希望者は、4月30日までに事務局まで必ずお知らせ下さい。
メール:kindaibungakukai[at]([at]→@に変換してください])gmail.com
■ 28日(日)午前10時~午後5時
《特集》 一〇一年目の漱石──なぜ読まれてきたのか
〔第一企画(パネル)〕:101教室(午前10時~12時30分)
〈文化〉としての漱石──作家像・教科書・文学館・サブカルチャー)
石﨑 等
一九九三年の〈漱石〉、その尖端
武藤 清吾
「国語」教育と「国民」作家漱石
中島 国彦
記念館という存在
山田 夏樹
サブカルチャーと夏目漱石
〔第二企画(パネル)〕:115教室(午前10時~12時30分)
漱石研究の現在──未成の出発期と〈小説〉への問い)
服部 徹也
夏目金之助の「文学論」講義──漱石出発期の背景
宮薗 美佳
小説が断念される「場」──夏目漱石「一夜」──
神田 祥子
漱石作品における「筋」と「奥行」
(ディスカッサント)佐藤 裕子
〔シンポジウム〕:101教室(午後1時30分~午後5時)
漱石という媒体)
北川扶生子
漱石を読む、漱石で書く──〈文〉の転位と再構築
石原 千秋
漱石文学と他者たち
飯田 祐子
「不愉快」と「弁解」
阿部 公彦
漱石作品とおなかの具合
閉会の辞 関 礼子
2016年度例会・大会
2016年度11月例会
特集: 言葉と被傷性──クィア・スタディーズの現在と文学研究
日時: 2016年11月26日(土)14時より
場所: 成蹊大学 6号館501教室
■JR中央線・総武線(東京メトロ東西線)・京王井の頭線 吉祥寺駅下車
・吉祥寺駅より徒歩約15分
・吉祥寺駅北口バスのりば1・2番より関東バス約5分 成蹊学園前下車
■西武新宿線 西武柳沢駅下車
・西武柳沢駅南口より関東バス(吉祥寺駅行)約15分 成蹊学園前下車
発表要旨は[こちら]
《特集》 言葉と被傷性──クィア・スタディーズの現在と文学研究
研究発表
有元 伸子
三島由紀夫文学とクィア・アダプテーション
黒岩 裕市
差異とつながりと一九九〇年代の「クィア」
坂上 秋成
セクシュアリティの可変性─「ソフト化」が覆うもの、時間と性、名称からの逸脱
(ディスカッサント)黒澤 亜里子
2016年度秋季大会
日時: 2016年10月15日(土)・16日(日)
場所: 福岡大学
■福岡空港・博多駅から地下鉄空港線で「天神」へ福岡空港から11分・博多駅から5分
・「天神」から「天神南」へ乗りかえ(550m)徒歩8分
・「天神南」から地下鉄七隈線で「福大前」へ16分
■博多バスターミナル1階「4のりば」から西鉄バス「片江営業所」「早良営業所」「西油山ハイツ」(すべて114系統)行きで、「福大薬学部前」下車。45分
■天神警固神社・三越前から西鉄バス「福大病院」「片江営業所」「早良営業所」「西油山ハイツ」(すべて114系統)行きで、「福大薬学部前」下車。30分
■タクシーで福岡空港から45分、博多駅から30分、天神から20分
発表要旨は[こちら]
■ 15日(土) 14:00より 会場:A201教室
開会の辞 國生 雅子
《特集》 〈流通する書物〉の近代 ―変動期に於けるネットワーク形成と文化
研究発表
磯部 敦
異本流通の磁場―『徳川十五代記』『明治太平記』を例に―
日比 嘉高
ネットワーク・空間・ヘゲモニー―内地/外地を結ぶ書物流通
坂口 博
戦後の地方出版社の問題
柴野 京子
近現代に於ける購書空間の意味と変容
(ディスカッサント)石川 巧
〈懇親会〉文系センター棟16階スカイラウンジ
(※15日(土)12時30分より、A101教室で評議員会を開催する予定です。)
▼福岡大学では、有志による託児スペースを設けます。利用希望の方は、鈴木暁世〈a-suzuki[at]staff.kanazawa-u.ac.jp〉までご連絡ください。([at]は@に)
■ 16日(日) 10:00より16:00
第1会場 A201教室
個人発表(10:00~12:10)
木下 宏一
近代官製国文学「幻の系譜」考─久松潜一と新国学の四大人─
稲田 大貴
詩人・宗左近の転換点─『炎える母』の成立をめぐって─
旦部 辰徳
中上健次「蛇淫」論─「事実の肯定」をめぐって
パネル発表(13:30~16:00)
大橋 崇行
富塚 昌輝
木村 洋
(ディスカッサント)出口 智之
優位化する小説
─明治二十年代のメディアと言説
第2会場 A203教室
個人発表(10:00~12:10)
解 放
安部公房の初期テクストにおける「砂」の表象─植民地経験をめぐって
河田 綾
「周辺飛行」にみる安部公房の「方法論」─「迷路」の構築
芳賀 浩一
環境批評とポスト三・一一文学:奥泉光『東京自叙伝』を例に
パネル発表(13:30~16:00)
武内 佳代
井原 あや
徳永 夏子
(ディスカッサント)久米 依子
男性作家と女性読者をめぐる力学―一九五〇年代から六〇年代の女性誌を中心に
第3会場 A402教室
個人発表(10:00~12:50)
平石 岳
「白痴」との距離─徳冨蘆花「除夜物語」論─
阿部 和正
内面化する「著作」─『三四郎』における学生たちの言論
坂崎 恭平
パロディの製造〈工場〉─森鴎外「里芋の芽と不動の目」論─
藤本 晃嗣
夏目漱石と禅の伝統─『行人』を中心にして─
第4会場 A403教室
個人発表(10:00~12:50)
崔 雪 梅
漱石の文学における移動空間と新橋駅─啄木文学に表現された新橋・上野駅を視座に─
黒田 大河
〈新感覚派〉としての富ノ澤麟太郎─「あめんちあ」「二狂人」を中心に─
小長井 涼
再出発後のプロレタリア短歌運動
内田 裕太
昭和十一年十二月の〈女景〉─川端康成「夕映少女」の射程─
閉会の辞 関 礼子
2016年度6月例会
特集: 遊戯と文学の力学――将棋を視座として
日時: 2016年6月26日(日)14時より
場所: 昭和女子大学 80年館 オーロラホール
東急田園都市線(半蔵門線直通)「三軒茶屋」駅下車 徒歩7分 南口を出て国道246号線を渋谷方面に歩きおよそ400m
JR渋谷駅南口バスターミナルより三軒茶屋方面「昭和女子大」下車
発表要旨は[こちら]
《特集》 遊戯と文学の力学――将棋を視座として
研究発表
西井 弥生子
盤上の人生
――菊池寬と将棋
斎藤 理生
方法としての坂田三吉
――織田作之助の作品と将棋
木村 政樹
遊戯的なものと反語的批評
――将棋からみる「戦後文学」状況
講演
朝吹 真理子
朝吹真理子さんに聞く
――盤上の理をめぐって
(聞き手)小谷 瑛輔 中野 綾子
2016年度春季大会
特集: 人文知の潜勢力――戦後社会運動を/から問い直す
日時: 2016年5月28日(土)・29日(日)
場所: 亜細亜大学 5号館
武蔵境駅北口またはnonowa口から徒歩12分
武蔵境駅北口からムーバス「境西循環」または「境・東小金井線」で「亜細亜大学南門」下車、徒歩0分
武蔵境駅北口から小田急バス「団地上水端(団地入口経由)」で「亜細亜大学北」下車、徒歩1分
西武新宿線「田無」駅北口から西武バス「武蔵境駅行」で「武蔵境駅」下車、徒歩12分
発表要旨は[こちら]
■ 28日(土) 14:00より 会場:512教室
開会の辞 原 仁司
《特集》 人文知の潜勢力――戦後社会運動を/から問い直す
高橋 順一
吉本隆明と竹内好――「世界認識の方法」と「方法としてのアジア」
安藤 丈将
ポスト「一九六八年」における知の探求――「生活民」としての/のための知を求めて
小森 陽一
人文知の構造的転換点―― 一九八四年の一瞬から
(ディスカッサント)谷口 基
〈総会〉
〈懇親会〉アジアプラザ4階ホール
(※28日(土)12時30分より、534教室で評議員会を開催する予定です。)
■ 29日(日) 10:30より16:30
第1会場 512教室
個人発表(10:30~11:50)
大尾 侑子
「非人情な結束」としての自費出版同盟はいかにして可能か?――昭和初期の雑誌『文党』の超党派性を事例に――
川崎 俊
「会社員小説」の方法――伊井直行「星の見えない夜」論
パネル発表(14:00~16:30)
能地 克宜
楜沢 健
上田 学
「浅草」を歩く――『浅草文芸ハンドブック』を編みながら
金井 景子
堀 郁夫
第2会場 521教室
個人発表(10:30~11:50)
徐 小 雅
「格差」・「差異」・関係性――二〇〇〇年代初期における結婚と女性「格差」をめぐる言説を読む
松永 寛和
ライトノベルにおける挿絵のイデオロギー ――〝男の娘〟表象を題材とした作家横断的テーマ形成過程の分析――
パネル発表(14:00~16:30)
中村 ともえ
久保 昭博
河田 学
近代小説における描写と視点――岩野泡鳴の理論的言説
西川 貴子
(ディスカッサント)金子 明雄
第3会場 522教室
個人発表(10:30~12:30)
金子 佳高
芸者の恋――芥川龍之介「片恋」論――
宮崎 三世
中原中也「骨」論
中村 佑衣
認識の転換とメタフィクション
――芸術論の実践としての三島由紀夫〈菊田次郎もの〉
閉会の辞 関 礼子
2015年度例会・大会
2015年度11月例会(国際研究集会)
日時: 2015年11月22日(日)
場所: 早稲田大学
発表要旨は[こちら]
2015年度秋季大会
※一日目、特集プログラムの内容が以下の形に変更となりました。
《特集》 移動と空間の想像力
(講演)安藤 礼二 移動と空間の想像力―折口信夫をめぐって
(発表)田中 励儀
泉鏡花の旅と人―東北旅行・池田蕉園・神田謹三―
高 榮 蘭
「社会主義」と「転向」をめぐる文化政治―一九三〇年前後の「社会主義」書物をめぐる競争/狂騒をてがかりに―
※二日目、第一会場パネルの内容が以下の形に変更となりました。
一九三〇―五〇年代の印・中・日・英ネットワーク
――ペンクラブ、オカルティズム、アジア文化人の抗日/親日の境界
目野 由希・モハンマド モインウッディン・タリク シェーク
日時: 2015年10月24日(土)・25日(日)
会場: (一日目)石川県文教会館
金沢駅兼六園口(東口)より香林坊方面を経由する各種バスにて「南町」下車、徒歩2分
(二日目)金沢大学 角間キャンパス 人間社会第一講義棟
金沢駅周辺に宿泊の場合:金沢駅兼六園口(東口)6番乗り場より北陸鉄道バス金沢大学行にて「金沢大学」(終点)下車(片道360円)
香林坊周辺に宿泊の場合:「香林坊①四高記念館前」より北陸鉄道バス金沢大学行にて「金沢大学」(終点)下車(片道360円)
今回は有志の会員の方が[託児スペース]を準備して下さっています。
■ 24日(土) 14:00より 会場:石川県文教会館 ホール
開会の辞 杉山 欣也
《特集》 移動と空間の想像力
講演
安藤 礼二
移動と空間の想像力―折口信夫をめぐって
研究発表
田中 励儀
泉鏡花の旅と人―東北旅行・池田蕉園・神田謹三―
高 榮 蘭
「社会主義」と「転向」をめぐる文化政治
―一九三〇年前後の「社会主義」書物をめぐる競争/狂騒をてがかりに―
〈懇親会〉金沢ニューグランドホテル4階「相生」
(※24日(土)12時30分より、文教会館4階401―402室で評議員会を開催する予定です。)
■ 25日(日) 10:00より 金沢大学 角間キャンパス 人間社会第一講義棟
第1会場 201教室
個人発表(10:00~12:50)
田部 知季
明治三十年前後の虚子俳論―子規の俳句革新を見据えつつ―
洪 世 峨
尾崎紅葉『金色夜叉』―ロマンティック・ラブがもたらした男と女の同床異夢―
崔 雪 梅
漱石の漢詩と「俳句的小説」論―明治漢詩壇における改革運動を視野に入れつつ―
莊 千 慧
夏目漱石『門』再考―漱石の東西文明観との類似性を視座として―
パネル発表(14:00~16:30)
目野 由希
モハンマド モインウッディン
タリク シェーク
一九三〇―五〇年代の印・中・日・英ネットワーク
――ペンクラブ、オカルティズム、アジア文化人の抗日/親日の境界
第2会場 202教室
個人発表(10:00~12:50)
植田 理子
泉鏡花「深沙大王」の成立―〈小説〉の転換
富永 真樹
書物という世界―小村雪岱の装幀から泉鏡花『日本橋』を見る―
安井 海洋
「古典」として語られる徳田秋聲―『縮図』と一九四六年の批評言説を中心に
米山 大樹
室生犀星「われはうたへど やぶれかぶれ」における〈老い〉 ―昭和三七年の「老人芸術」言説を起点として―
パネル発表(14:00~16:30)
森岡 卓司
仁平 政人
山﨑 義光
高橋 秀太郎
一九四〇年代の東北表象と地方文学運動
第3会場 301教室
個人発表(10:00~12:50)
落合 修平
《蜃気楼》を浮び上らせる―芥川龍之介における旋律と形象―
大尾 侑子
蒐集家と「直筆原稿」のメディア史―明治末期から昭和初期における「骨董的価値/運動的価値」に注目して
八原 瑠里
横光利一における〈街〉の図法―「無礼な街」・「街の底」・「街へ出るトンネル」を中心に―
西原 大輔
吉野弘の詩における自己撞着の語り
パネル発表(14:00~16:30)
中村 三春
宮本明子
志村三代子
横濱雄二
日本映画と日本近代文学とのコラボレーション―戦後から七〇年代まで―
第4会場 302教室
個人発表(10:00~13:30)
松田 潤
非人称化する個人性―清田政信の詩的言語について
張 政 傑
桐山襲と象徴天皇制―『パルチザン伝説』を中心に
時 渝 軒
反復された「四万年前のタチアオイ」と書き直し―大江健三郎「茱萸の木の教え・序」論
陳 晨
楊逸の『ワンちゃん』を読む―多様な問題系に接続される「ワンちゃん」像に向けて―
松永 寛和
ライトノベルの著者近影論
閉会の辞 松村友視
2015年度6月例会
日時: 2015年6月27日(土) 14:00より
場所: 清泉女子大学 2号館 240教室
五反田駅(JR山手線東口、都営地下鉄浅草線A3出口、東急池上線)から徒歩約10分
品川駅(JR山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線・東海道新幹線、京浜急行線)高輪口(西口)から徒歩約15分
品川駅より「五反田行」バスにて「東五反田3丁目」下車、徒歩約5分
大崎駅(JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、りんかい線)北改札口東口から徒歩約10分
高輪台駅(都営地下鉄浅草線)A1出口から徒歩約10分
発表要旨は[こちら]
《特集》 共同制作と私的領域――戦後の同人誌・サークル活動から考える
浅見 洋子
共有体験としての文学
――『ヂンダレ』『カリオン』を視座に――
宮崎 真素美
共同制作と私的領域
――鮎川信夫「アメリカ」の成立に結ぶもの――
米谷 匡史
無名・集団の文学
――工作者・谷川雁とサークル文化運動
2015年度春季大会
日時: 2015年5月30日(土)・31日(日)
場所: 東京大学 駒場Ⅰキャンパス
京王井の頭線・駒場東大前駅 徒歩2分
発表要旨は[こちら]
■ 30日(土) 14:00より 会場:5号館
開会の辞 小森 陽一
《特集》 震災後にうたうこと――日本詩歌の可能性/不可能性
青木 亮人
体験と有季定型
阿木津 英
〈記録する私〉の問題
佐々木 幹郎
震災後にうたうこと――詩と「うた」をめぐって
(ディスカッサント)小関 和弘
〈総会〉
〈懇親会〉ルヴェソンヴェール駒場(駒場ファカルティハウス一階)
(※30日(土)12時30分より、512教室で評議員会を開催する予定です。)
■ 31日(日) 10:00より
第1会場 525番教室
個人発表(10:00~12:50)
陳 璐
北村透谷における歴史観の問題
栗﨑 愛子
大正一五年と中国――雑誌『改造』「現代支那號」が示す方向――
顔 淑 蘭
夏丐尊による日本の文学論の受容
――厨川白村『苦悶の象徴』と夏目漱石『文学論』を視野に入れて――
金 晶 晶
在満朝鮮人のモダニズム詩におけるモチーフ
――その受容と解釈の可能性をめぐって――
パネル発表(14:00~16:30)
山田 俊治
宗像 和重
林 淑 美
近代天皇制と文学
谷川 恵一
中川 成美
第2会場 523教室
個人発表(10:00~12:50)
加藤 彩
中島敦『和歌うたでない歌うた』――《我》を廻る歌――
西野 厚志
消滅する書簡エクリチュール
――新出資料(谷崎松子宛森村春子書簡)から見る谷崎潤一郎「A夫人の手紙」――
李 承 俊
暴き出される「疎開」・「疎開人」
――石川達三『暗い嘆きの谷』を中心に
村手 元樹
庄野潤三とチェーホフ
――「プールサイド小景」と「コーラスガール」を中心に
パネル発表(14:00~16:30)
久美 沙織
倉田 容子
嵯峨 景子
少女たちの〈いま〉を問う―― 一九八〇年代の少女小説とジェンダー
大橋 崇行
久米 依子
第3会場 524教室
個人発表(10:00~12:10)
下岡 友加
戦後台湾の日本語小説――黄霊芝「蟹」再考――
岩川 ありさ
伝達する身体/記憶する身体
――多和田葉子『献灯使』をめぐって
山中 智省
ライトノベル雑誌からみる〈物語生産システム〉の具体相
閉会の辞 松村友視
2014年度例会・大会
2014年度秋季大会
日時: 2014年10月18日(土)・19日(日)
場所: 広島大学 東広島キャンパス 法学部・経済学部棟
JR西条駅前3番乗り場からバス「広島大学」行で「広大中央口」下車。所要時間約15分
■ 18日(土) 14:00より 会 場:B255教室
開会の辞 樫原 修
《特集》 問い直す〈愛国〉
小熊 英二
日本の知識人たちにとっての「国家」
山﨑 正純
〈愛国〉と対抗記念碑 ――溶解するレイシズム
内藤 千珠子
愛国的無関心とジェンダー
(ディスカッサント)竹内 栄美子
〈総会〉
〈懇親会〉西条HAKUWAホテル
(※18日(土)12:30より、大会議室(B351)で評議会を開催する予定です)
19日(日) 10:00より
第1会場 B155番教室
個人発表(10: 00~12:50)
原田 のぞみ
紅葉と清方の『金色夜叉』
――J・E・ミレイ「オフィーリア」を軸として
西田 将哉
『虞美人草』の「作者」
――藤尾の死の再検討――
王 憶雲
岩野泡鳴の理論と実作
――『断橋』の「附録」に見られる改稿から――
岡 英里奈
島崎藤村と南米移民
――国民作家とディアスポラの〈接触〉――
パネル発表(14:00~16:30)
女性作家たちの〈原爆・原発〉表象
――広島・長崎・福島
遠藤郁子・谷口幸代・与那覇恵子・赤坂憲雄
第2会場 B159教室
個人発表(10: 00~12:50)
佐藤 未央子
谷崎潤一郎「肉塊」における水族館/人魚幻想と映画
雨宮 幸明
プロキノ映画『土地』とシナリオ『土地物語』における映画と文学の協働関係
柳井 貴士
織田作之助「清楚」をめぐって
――初出版と単行本版の差異と映画化の問題――
追田 好章
生の帰属、領有、組み替えをめぐる物語
――太宰治「魚服記」論――
パネル発表(14:00~16:30)
盲目の〈視覚性〉
――日本近代文学と盲目
秋吉大輔・金城琴乃・野田康文・西 成彦
第3会場 B157教室
個人発表(10: 00~12:10)
西村 峰龍
ハンセン病療養所機関誌と虚子門俳誌
中原 雅人
精神分析の介入
――木々高太郎『網膜脈視症』論
魏 晨
動員する文学/動員される文学
――満蒙開拓青少年義勇軍にまつわる言説をめぐって
パネル発表(14:00~16:30)
世界内戦と現代文学
――創作と批評の交錯
柳瀬善治・岡和田晃・仁木 稔・樺山三英・押野武志
第4会場 B251教室
個人発表(10: 00~12:50)
坂 堅太
サラリーマン〈庶民〉表象の形成について
源氏鶏太初期サラリーマン小説に見る高度経済成長前夜のサラリーマン像
板倉 大貴
花田清輝「原子時代の芸術」論
――アヴァンギャルド芸術はどう原水爆を描くか
南 徽貞
大江健三郎における「悲劇」の位相
――『個人的な体験』『人生の親戚』をめぐって
村上 克尚
狂気と動物
――武田泰淳『富士』における国家批判
第5会場 B255教室
個人発表(10: 00~12:50)
谷川 充美
庄野潤三の「家庭小説」
上戸 理恵
大庭みな子『浦島草』における記憶と語り
徳江 剛
村上春樹の小説作品における恋愛表象の傾向と
若者向け雑誌による恋愛の「マニュアル化」の相関関係について
淵上 千香子
「マチ」の声を聴く
――崎山多美と「沖縄」の記憶
閉会の辞 松村友視
2014年度11月例会
日時: 2014年11月22日(土) 14:00より
場所: 東京女子大学
JR西荻窪駅 徒歩12分
[会場] 東京女子大学 23号館 23101教室
《特集》 〈物語〉としての「ヒロシマ」/ 「ヒロシマ」の〈物語〉
福間 良明
「ヒロシマ」の構築と「広島」の忘却
――戦跡と記念日のメディア言説をめぐって
野坂 昭雄
映画『二十四時間の情事』が映し出す「ヒロシマ」
嶋田 直哉
「ヒロシマ」の記憶
― 井上ひさし『父と暮せば』を中心に
(ディスカッサント)
篠崎美生子
2014年度春季大会
特集プログラムの内容が以下の形に変更となりました。
《特集》 〈若者〉と文学──一九八〇年代を中心に──
企画グループ なぜ八〇年代を問うのか
難波 功士 一九八〇年代と〈若者〉
鈴木 直子 八〇年代女性文学と欲望の〈主体〉
(ディスカッサント)千田洋幸
個人発表の教室、時間が以下の形に変更となりました。
中村 佑衣 三島由紀夫『仮面の告白』におけるエピグラフの効果
──『カラマーゾフの兄弟』の引用に示される作品テーマ──
第2会場 宮代ホール(3号館1階) 12:10~12:50
以上です。
日時: 2014年5月24日(土)・25日(日)
場所: 聖心女子大学
東京メトロ日比谷線・広尾駅 徒歩3分
■ 24日(土) 14:00より 会 場:宮代ホール(3号館1階)
開会の辞 川津 誠
《特集》 〈若者〉と文学──一九八〇年代を中心に──
難波 功士
一九八〇年代と〈若者〉
黒岩 裕市
橋本治『桃尻娘』シリーズにおける〈若者〉
鈴木 直子
八〇年代女性文学と欲望の〈主体〉
(ディスカッサント)千田洋幸
〈総会〉
■ 25日(日) 10:00より
第1会場 332番教室(3号館3 階)
個人発表(10: 00~12:50)
高 峡
中国を書く「文体(エクリチュール)」の模索
──森田思軒の「訪事日録」について──
陳〓[王+路]
北村透谷とユートピア──『蓬莱曲』を中心に──
石井 翔子
正岡子規の短歌革新の実践について
──外来語の使用を視点として──
服部 徹也
声なき声が告げるもの
──漱石『道草』における自己欺瞞としての学問──
パネル発表(14:00~17:00)
大川 武司
井上 貴翔
交錯する〈言葉〉と〈危機〉
韓 然善
──戦時下という〈現在〉──
山田 桃子
第2会場 宮代ホール(3号館1 階)
個人発表(10: 00~12:10)
戸塚 学
堀辰雄『聖家族』論 ──ラディゲ翻訳を視点に──
山田 順子
有島武郎『三部曲』における女性像の変転
──破滅から救いへ──
高橋 幸平
〈新感覚派〉から〈形式論〉へ ──横光利一の文学論──
パネル発表(14:00~17:00)
久米 依子
川端 有子
『赤毛のアン』をめぐる言語配置 ──物語とジェンダー──
吉田 司雄
第3会場 342番教室(3号館4 階)
個人発表(10: 00~12:10)
椋棒 哲也
面白い農民文学 ──山田多賀市『耕土』について──
佐々木比佐子
佐藤佐太郎歌集『帰潮』後記委の詩
中村 佑衣
三島由紀夫『仮面の告白』におけるエピグラフの効果
──『カラマーゾフの兄弟』の引用に示される作品テーマ──
閉会の辞 (第 2会場) 松村友視
2014年度6月例会
日時: 2014年6月28日(土) 14:00より
場所: 東京大学 駒場キャンパス
京王井の頭線・駒場東大前駅 徒歩2分
[会場] 東京大学教養学部 駒場Ⅰキャンパス5号館 525教室
《特集》 帝国日本の〈文学リテラシー〉
竹内 洋
「インテリ」という表象と「中間文化界」
副田 賢二
〈前線〉に授与される〈文学〉と大衆文化
──昭和戦時下における〈文学リテラシー〉の機能拡張──
中根 隆行
金来成と文学リテラシーの形成
2013年度例会・大会
2013年度12月例会
日時: 2013年12月1日(日) 10:00より
場所: 日本大学 文理学部
国際研究集会 ―日本近代文学のインターフェイス
発表要旨は[こちら]
2013年度秋季大会
日時: 2013年10月26日(土) ・ 27日(日)
場所: 関西大学 千里山キャンパス 第一学舎 2号館
■ 26日(土) 14:00より
開会の辞 大橋毅彦
《研究発表》 第一会場
尾崎名津子
〈学習〉する同人誌作家 ――織田作之助『雨』への改稿と検閲――
福岡弘彬
「いづこへ」、無責任な安吾
橋本あゆみ
大西巨人・野間宏における「大衆」の戦争関与に対する意識の比較
――『真空地帯』論争と『新日本文学』『人民文学』という場――
杉本未来
「主体性」と「ドラマトゥルギー」 ――中島梓と筒井康隆――
《研究発表》第二会場
ブルナ ル
カーシュ
「木賃宿」という舞台、「放浪者」という存在
――小栗風葉「世間師」におけるゴーリキーの影響――
山本 歩
田山花袋『小説作法』における「作法」
権藤愛順
木下杢太郎と夏目漱石 ――『唐草表紙』における夏目漱石序文の意味――
小田切璃紗
長谷川如是閑の描く「社会」 ――評論から戯曲を読み解く――
■ 27日(土) 10:00より
第一会場 パネル発表
昇曙夢について
和田芳英・加藤百合・源 貴志・宮越 勉・大東和重
第二会場 パネル発表
フェミニズム文学批評のフロンティア ――わたしたちの応答として――
岩川ありさ・陳 晨・Emanuela Costa・飯田祐子
第三会場 個人発表
辛 西永
『花花』における「相続問題」 ――「純粋小説論」に関連して――
伊藤 博
葛西善蔵と古木鐡太郎 ――虚構のプライバシーという方法――
張 ユリ
一九三〇年代における「モダン」を語る雑誌 ――『モダン日本』と同時代雑誌の比較を中心に――
吉田恵理
中原中也〈道化調〉の諸相 ――「語ることをしないチェーホフの「含羞み」――
第四会場 個人発表
大川内夏樹
北園克衛の〈原始〉への接近 ――〈プリミティヴィズム〉の受容という観点から――
増田周子
火野葦平『広東進軍抄』論 ――フィクションとしての戦争文学――
大木志門
十五年戦争下の「文学館運動」
上戸理恵
森茉莉「月の光の下で」とアルトゥル・シュニッツラー『恋愛三昧』 ――読み替え/書きかえの欲望――
【関西支部特別企画】特集・拡張する〈作家/作者〉イメージと実証のありか
内藤由直
「こころ」論争における〈作者〉の問題
田口律男
テクスト論者が個人学会にこだわる理由
小平麻衣子
書き手と作家の境界 ――若き女性の教養誌『新女苑』をめぐって――
野崎 歓
作者と訳者の境界で
2013年度6月例会
日時: 2013年6月15日(土)14:00より
場所: 跡見学園女子大学 文京キャンパス 二号館
《特集》 デジタル環境の最前線 ――近代文学研究の明日を考える――
大向一輝
学術情報サービスCiNiiとその周辺
大場利康
デジタル化する図書館と人文科学
――国立国会図書館の取り組みを中心に――
滝口富夫
雑誌のデジタル化
杉浦 静
見えないテクストを見る? ――デジタル化と草稿研究――
2013年度春季大会
日時: 2013年5月25日(土) ・ 26日(日) 場所: 法政大学 市ヶ谷キャンパス富士見校舎内外濠校舎
■ 25日(土) 14:00より
開会の辞 高橋敏治
《特集》 小説ジャンルの編成とエクリチュール ディスカッサント:宗像和重
五井 信
ガイドブック/紀行文と小説
齋藤希史
エクリチュールとしての科学――風景描写と自然観察――
キース・ヴィンセント
写生文と近代小説 ■ 26日(土) 10:00より
若手研究者ワークショップ
[発表者一覧]へ
個人発表
小谷瑛輔
芥川龍之介「疑惑」論――実践倫理学者と「狂人」をめぐって――
矢口貢大
愚痴をこぼす小説家――葛西善蔵「酔狂者の独白」試論――
河内聡子
雑誌連載小説の機構
――賀川豊彦「乳と蜜の流るる郷」を端緒として――
齋藤秀昭
戦時下の川崎長太郎――匿名文藝評論家としての一側面――
パネル発表 ――江種満子さんに聴く――
江種満子
金井景子
フェミニズム文学批評の可能性と課題を考える試み
飯田祐子
――江種満子さんに聴く――
藤森かよこ
2012年度例会・大会
2012年度秋季大会
日時: 2012年10月27日(土) ・ 28日(日)
場所: ノートルダム清心女子大学 伊福町キャンパス
■ 27日(土) 14:00より
開会の辞 菊永茂司
《特集》 再編される東アジアと「文学」――一九七〇年前後――
金 杭
総督の声、帝国の体
服部訓和
『沖縄ノート』とアメリカ
宮城公子
「再編」される沖縄と「亜」「文学」の群れ――暴力と身体をめぐる「交読」あるいは「混読」――
■ 28日(日) 10:00より
《研究発表》
第一会場
西村英津子
〈不可視の暴力〉への抵抗と闘争――樋口一葉『やみ夜』をめぐって――
武田悠希
押川春浪『武侠の日本』の報道性と創作意識
伊藤かおり
期待される男たち――夏目漱石『彼岸過迄』論――
小堀洋平
田山花袋『燈影』の初出「春の名残」――花柳小説と『時は過ぎゆく』をつなぐもの――
第二会場
滝上裕子
小林秀雄の初期創作――「Xへの手紙」をめぐって――
中川智寛
〈不通線〉への通路──横光利一「夜の靴」試論──
栗崎愛子
横光利一『上海』における「生」または「生活」の問題――芥川龍之介「羅生門」を補助線に――
第三会場
金ヨンロン
「あの日」の出来事を描く――太宰治『パンドラの匣』試論――
佐藤貴之
戦後における「諷刺」と「ユーモア」──井伏鱒二「本日休診」を中心として──
尹 ●汐
週刊誌時代の清張ミステリー――『週刊朝日』と『黒い画集』における読者の取り込み――
※●=くさかんむりに止
《パネル発表》 14:00より
第一会場
〈原作〉には刺がある─―一九五〇年代日本映画と日本近代文学との相関研究―─
中村三春・友田義行・横濱雄二・米村みゆき
第二会場
囲繞する、あるいは拘束する愛―─現代女性文学におけるケアする/される主体─―
泉谷瞬・中川成美・武内佳代・佐伯順子(ディスカッサント)
第三会場
原爆文学・核言説を学びなおす―─未来への時間性に向けて―─
川口隆行(司会)・楠田剛士・高橋由貴・村上陽子・山本昭宏
第四会場
震災をめぐるさまざまな言説的亀裂―─東北・マイノリティ・文学─―
佐野正人・森岡卓司・申 知瑛・島村 輝(ディスカッサント)
2012年度11月例会
日時: 2012年11月24日(土)14:00より
場所: 共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス 本館
《特集》 文学研究というシステムを問い直す
松本和也
いま、あしもとから考えるために
佐藤 泉
文学研究のアイデンティティ――その「下部構造」と「主観性」について――
朴 裕河
「日本近代文学」を組み替える
2012年度春季大会
日時: 2012年5月26日(土) ・ 27日(日)
場所: 二松學舎大学九段キャンパス 1号館 中洲記念講堂(地下2階)
■ 26日(土) 14:00より
開会の辞 林 武志
特集 〈法〉と〈文学〉
林田清明
法と文学の可能性と方法
松原 真
柳香から涙香へ
石川 巧
ネゴシエーションとしての文学――菊池寛が描いた〈法〉と〈法廷〉――
浅野 麗
〈犯罪〉と〈書くこと〉――中上健次と永山則夫――
■ 27日(日) 10:00より
研究発表
舘 健一
川端康成「片腕」試論
梅山 聡
泉鏡花のパラドックス文学――初期「観念小説」の再検討――
林 圭介
可視化される翻訳者の姿――村上春樹によるレイモンド・カーヴァーの翻訳実践――
パネル発表 文学と〈例外状態〉
山根龍一
「有事」と「境界線」――坂口安吾「真珠」を中心に――
宮澤隆義
例外と判断――大岡昇平の戦場――
前田 潤
「震災」の中の「私」――「死」の「共同性」をめぐって――
2012年度6月例会
日時: 2012年6月23日(土)14:00より
場所: 早稲田大学教育学部 早稲田キャンパス 22号館202教室
自由発表
解 璞
魯迅『鋳剣』における『幻影の盾』の影──神話を書き直す夏目漱石と魯迅──
竹田志保
吉屋信子「地の果まで」の転機――〈大正教養主義〉との関係から――
芳賀祥子
〈主婦〉のいない春の園――『主婦の友』における横光利一「春園」――
帆苅基生
石川淳の〈偽史〉への転換――「八幡縁起」論――
2011年度例会・大会
2011年度秋季大会
日時: 2011年10月15日(土) ・ 16日(日)
場所: 北海道大学
■ 15日(土) 14:00より
継続テーマ 文学と公共性――研究環境・研究方法の前線(五)
内藤千珠子
現代小説と偏り
鳥羽耕史
「へたくそ詩」から考える文学の公共圏
真銅正宏
日常空間と文字記号の空間――文学者の日記を補助線として――
横山建城
嘆け、さらば救われん?
■ 16日(日) 10:00より
研究発表
山田桃子
内田百閒「柳検校の小閑」論――〈盲目〉の射程――
韓 然善
〈少女〉の身体表象――村山知義の初期戯曲を中心に――
塩谷昌弘
江藤淳『成熟と喪失』の空白――息子・夫・父の〈庭〉――
《パネル発表》 13:00より
第一会場 パネル発表
本格ミステリの帰趨 ――乱歩から現代ミステリへ
押野武志(司会)・成田大典・大森滋樹・諸岡卓真
第二会場 パネル発表
メディアの浮上するとき――作品におけるその諸相
横濱雄二(司会)・井上貴翔・大川武司・川崎公平
第三会場 パネル発表
文学とテクノロジーの表象
山田夏樹・中谷いずみ・上牧瀬香
2011年度11月例会
日時: 2011年11月19日(土)14:00より
場所: お茶の水女子大学 共通講義棟一号館
自由発表
合山林太郎
井上哲次郎と明治一〇年代の漢詩――漢詩改良の具体相をめぐって――
五十里文映
『若菜集』の七五調の革新性――『万葉集』との関連から――
竹内瑞穂
エログロへの〈転向〉――梅原北明『殺人会社』の社会批評法
松田 忍
太宰治『女の決闘』論――チェーホフ『決闘』『妻』を中心に――
2011年度春季大会
日時: 2011年5月28日(土) ・ 29日(日)
場所: 日本大学文理学部 三号館五階
■ 28日(土)14:00より
第一会場 三五〇七教室
継続テーマ 文学を教える―研究環境・研究方法の前線(三)
跡上史郎
読みたかったのはこれじゃなーい!!
島村 輝
「文学を勉強するって、どういうことですか?」
助川幸逸郎
崇高なものとの出会い方
第二会場 三五〇五教室
特集 歴史の創出と消費
松本常彦
歴史の創出と消費・松本清張の場合
谷口 基
「風太郎忍法帖」という歴史
小川和也
「戦争協力」と「鞍馬天狗」―戦中・戦後の大佛次郎―
■ 29日(日)10:00より
研究発表 三五〇三教室
野網摩利子
棄却した問題の回帰―『それから』の取り込む世界との関わりから―
徳永夏子
『青鞜』における主体の仮構―小説をめぐる形式と応答性―
久米依子
二つの分断と越境―「文学」とエンタメのあいだ―
■ 同 13:30より
第一会場 三五〇三教室
パネル発表 「新派」再考―喜多村緑郎を中心に
森井マスミ(司会)
「新派」再考―喜多村緑郎を中心に
阿部由香子
「岸田国士と『築地座』と喜多村緑郎」
神山彰
『新派再考』
吉田昌志(ディスカッサント)
若き日の喜多村緑郎
第二会場 三五〇七教室
パネル発表 上海表象文化研究の試み―戦間期の上海を中心に
(司会)松村良・(ディスカッサント)土屋忍・劉建輝
石田仁志
横光利一『上海』のインターテクスチュアリティ―表象の論理
田口律男
戦間期における上海表象の諸相―横光利一『上海』を軸に―
中沢弥
横光利一『上海』と映画表象
第三会場 三五〇五教室
パネル発表 疎開と文学
山口直孝
探偵小説の再定位―横溝正史における疎開の意味
嶋田直哉
永井荷風と「疎開」―岡山時代を中心に
山崎正純
〈疎開者小説〉の検討―太宰治の場合
2011年度6月例会
日時: 2011年6月25日(土)14:00より
場所: 大妻女子大学 千代田キャンパス A三六六教室
継続テーマ 戦後文学・トランスナショナル―研究環境・研究方法の前線(四)
川口隆行
方法としての原爆文学―広島の町を記録する大田洋子―
我部 聖
いま『琉大文学』を読むということ―植民地的身体を解き放つために
マイケル・ボーダッシュ
「政治と文学」論争のトランスナショナルな再評価