『日本近代文学』総目次
『日本近代文学』第21集~第30集
第21集~第30集
第21集~第30集
- 第21集 (1974年 昭和49年 10月20日発行) ダウンロード
- 日本近代文学会編集
- 〈特集〉 自由論文
- 二葉亭のロシア ―旅立ちまで―
- 畑有三 1
- 「河霧」における運命観と自然観 ―独歩の女性観との関連について―
- 大串幸子 16
- 告白と隠蔽 ―『破戒』論序章―
- 中島国彦 28
- 伊東静雄の発想と詩型
- 江頭彦造 41
- 「お伽草紙」の桃源境
- 東郷克美 57
- 少将滋幹の母
- 前川清太郎 74
- 小林秀雄における自由の問題 ―ベルグソンとの関連において―
- 清水孝純 90
- 視座 原質との対話
- 高野斗志美 105
- 大学での文学教育
- 橋本芳一郎 107
- 書評 佐藤泰正著『文学その内なる神 日本近代文学一面』
- 佐々木靖章 110
- 亀井秀雄著『現代の表現思想』
- 原子朗 113
- 篠弘著『近代短歌史一無名者の世紀』
- 新間進一 118
- 今井泰子著『石川啄木論』
- 米田利昭 122
- (発行所)三省堂
- 第22集 (1975年 昭和50年 10月1日発行) ダウンロード
- 日本近代文学会編集
- 〈特集〉 志賀直哉と谷崎潤一郎
- 直哉と潤一郎
- 高田瑞穂 1
- 蕩児の帰還
- 竹盛天雄 15
- 「暗夜行路」の大正三年と大正三年の大山体験
- 須藤松雄 29
- お栄造型の意味
- 池内輝雄 39
- 「蓼喰ふ虫」の主題
- 笠原伸夫 50
- 「蓼喰ふ虫」をめぐって
- 坂上博一 61
- 直哉と潤一郎
- 吉田精一 74
- 展望 新たな地平を索めて
- 佐藤泰正 76
- 土着・実感・日常性
- 神谷忠孝 82
- 漱石俳句私解(一)
- 高木文雄 89
- 「異端者の悲しみ」小論
- 藤田修一 101
- 少年龍之介の周辺
- 森啓祐 111
- 芥川龍之介「偸盗」における意味
- 石割透 123
- 「城のある町にて」論
- 渡部芳紀 136
- 野間宏・序論 ―「暗い絵」を中心に―
- 金子博 147
- 書評 吉田精一著『近代文芸評論史明治篇』
- 和田謹吾 160
- 伊狩章著『硯友社と自然主義研究』
- 岡保生 163
- 蒲生芳郎著『森鷗外 その冒険と挫折』
- 長谷川泉 166
- 大津山国夫著『武者小路実篤』
- 町田栄 170
- 宮野光男著『有島武郎の文学』
- 川鎮郎 173
- 渋川驍著『宇野浩二論』
- 勝山功 177
- 明珍昇著『評伝 安西冬衛』
- 安藤靖彦 180
- 大久保典夫著『昭和文学の宿命』
- 川嶋至 183
- 谷沢永一著『署名のある紙礫』
- 『標識のある迷路』
- 保昌正夫 186
- 第23集 (1976年 昭和51年 10月1日発行) ダウンロード
- 〈特集〉 研究と批評の接点
- 夏目漱石の研究と批評
- 荒正人 1
- シンポジウム
- 磯田光一 谷沢永一 前田愛
- (司会)吉田凞生 15
- シンポジウムをめぐって
- 鳥居邦朗 高田瑞穂 木村幸雄 41
- ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
- 島村抱月の小説
- 岩佐壮四郎 51
- 「水彩画家」試論
- 山本昌一 64
- 小山内薫論 ―その反俗性とワイルドの影響を中心に―
- みなもとごろう 80
- 『夢十夜』試論 ―第三夜の背景―
- 相原和邦 93
- 福士幸次郎と萩原朔太郎 ―口語自由詩の一接点―
- 阿毛久芳 105
- 「暗夜行路」と「或る男、其姉の死」
- 中村完 117
- 「藪の中」の構成の性格 ―その重層性と「俊寛」―
- 海老井英次 129
- 滝井孝作の文章 ―序説―
- 伊沢元美 138
- 『青塚氏の話』について ―大正から昭和への谷崎潤一郎―
- 千葉俊二 149
- 太宰治「走れメロス」試論
- 相馬正一 162
- 岸田国士の戦時下 ―『生活と文化』と『荒天吉日』と―
- 今村忠純 177
- 陰画としての吉行淳之介 ―エンターテイメントからの反照―
- 発田和子 190
- 展望 「学問なんか何のためにする」 ―救世済民と自己認識―
- 米田利昭 204
- 「事実」は事実か
- 助川徳是 214
- 書評 北野昭彦著『国木田独歩の文学』
- 栗林秀雄 221
- 和田謹吾著『描写の時代 ―ひとつの自然主義文学論― 』
- 伴悦 225
- 今井信雄著『「白樺」の周辺』
- 西垣勤 230
- 原子朗著『文体論考』
- 磯貝英夫 232
- 日本近代文学会
- 第24集 (1977年 昭和52年 10月1日発行) ダウンロード
- 〈特集〉 作品論の可能性と限界
- 作品解釈の一方法
- 山崎正和 1
- シンポジウム
- 作品論の可能性と限界 ―太宰治『人間失格』を中心に―
- 久保典夫 相馬正一 東郷克美
(司会)鳥居邦朗 15 - ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
- 鏡花の観念小説 ―その人間像をめぐって―
- 越野格 45
- 田山花袋 ―明治三十年代(自然)の意味
- 戸松泉 57
- 田山花袋の「時文評言」の評価をめぐって
- 森英一 71
- 写生 ―子規と藤村―
- 下山嬢子 82
- 「野分」の道程 ―外面より内面への転換―
- 坂本浩 95
- 漱石『坑夫』論
- 岡本卓治 110
- 『三四郎』小考 ―「露悪家」美禰子とその結婚の意味―
- 秋山公男 121
- 『かんかん虫』の形成過程試論
- 山田俊治 133
- 『氷島』の位相 ―「究極するところのイデヤ」への志向―
- 久保田芳太郎 148
- 「父を売る子」論 ―戯画の背面―
- 柳沢啓子 158
- 勝本清一郎その初期 ―慶応劇研究会をめぐって―
- 紅野敏郎 171
- 「開墾」未完について ―中野重治入党のころ―
- 林淑美 184
- 「村の家」について ―転向小説五部作変容の契機―
- 大塚博 198
- 椎名麟三 ―「虚構の身分」からの文学的出発をめぐって―
- 佐々木啓一 211
- 展望 研究にとっての時間ということ
- 大屋幸世 223
- 書評 笠原伸夫著『泉鏡花 ―美とエロスの構造』
- 三田英彬 229
- 梶木剛著『夏目漱石論』
- 玉井敬之著『夏目漱石論』
- 平岡敏夫著『漱石序説』
- 宮井一郎著『夏目漱石の恋』
- 内田道雄 233
- 三好行雄著『芥川龍之介論』
- 鷺只雄 238
- 日本近代文学会
- 第25集 (1978年 昭和53年 10月1日発行) ダウンロード
- 〈特集〉 「文学的近代」の出発
- 日本文学における「近代」と「近世」 ―徳川から明治へ―
- 芳賀徹 1
- シンポジウム
- 「文学的近代」の出発 ―逍遙前後―
- 岡保生 山田博光 山田有策 (司会)佐藤勝 20
- もう一つの『小説神髄』 ―視覚的世界の成立―
- 前田愛 52
- 樋口一葉を中心とした近世と近代 ―明治十年代後半の馬琴受容の状況―
- 小池正胤 63
- 政治への期待が崩れるとき ―『女子参政蜃中楼』論―
- 亀井秀雄 76
- ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
- 二葉亭四迷における「冷雲社」の発想 ―魏叔子摂取の一側面―
- 寺横武夫 85
- 『明治文学管見』の位相
- 藪禎子 102
- 中野逍遙論
- 箕輪武雄 115
- 『欺かざるの記』にみる生命観について
- 中島礼子 129
- 独歩「小春」論 ―詩精神の再生と〈回想〉の意味―
- 北野昭彦 143
- 小栗風葉における「写実」の機構
- 板岸正純 156
- 「春」をめぐつて ―岸本捨吉像の一面―
- 佐々木雅発 168
- 追悼文 関良一という存在
- 谷沢永一 180
- 追悼・平野謙
- 小笠原克 184
- 『月に吠える』詩編の〈構造〉 ―詩の「構成」をめぐって―
- 佐藤洋一 187
- 『新生』論
- 水本精一郎 201
- 「中なる夜の遁逃」 ―「光と風と夢」論―
- 鷺只雄 218
- 『悉皆屋康吉』論
- 藤井淑禎 233
- たけながの女性と登世、楠緒子 ―平岡敏夫氏の批判に答える―
- 小坂晋 246
- 展望 文学史の構想のことなど
- 石崎等 256
- 書評 北川透著『北村透谷・試論』Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ
- 野山嘉正 263
- 平野謙編『平野柏蔭遺稿集』
- 榎本隆司 266
- 伴悦著『岩野泡鳴論』
- 田中保隆 269
- 須藤松雄著『志賀直哉研究』
- 遠藤祐 273
- 「日本近代文学」総目次(第1集~第24集)
- 280
- 日本近代文学会
- 第26集 (1979年 昭和54年 10月1日発行) ダウンロード
- 「舞姫」の構造と新しさ
- 藤本千鶴子 1
- 詩人と閲歴論争
- 小川武敏 15
- 正岡子規「俳句革新」への一視点
- 林原純生 28
- 森鷗外・観照的〈生〉とその文学的特質
- 山崎国紀 38
- 大正初期の花袋文学の相貌
- 田中栄一 51
- 萩原朔太郎「竹」形成の其盤
- 明珍昇 70
- 春季大会報告〈明治二十年代の森鷗外〉
- 鷗外の文芸評論について
- 嘉部嘉隆 81
- 明治二十三年の秋
- 竹盛天雄 88
- 『めさまし草』における鷗外
- 磯貝英夫 95
- 司会を終えて
- 山崎一穎 103
- ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
- 『或る女』後編における「古藤」
- 鳥居明久 106
- 「惜しみなく愛は奪ふ」ノート
- 江種満子 119
- 芥川龍之介の「奉教人の死」について
- 村橋春洋 132
- 芥川龍之介覚え書
- 菊地弘 142
- 上司小剣「西行法師」における主題と方法
- 吉田悦志 153
- 「光をかかぐる人々」序説
- 木村一信 165
- 志賀直哉晩年の人間観
- 須藤松雄 177
- 追悼文 荒正人君を偲ぶ
- 吉田精一 189
- 回憶悲傷 ―川副さんを悼む―
- 長谷川泉 191
- 中島健歳の「ブンガクカタル」
- 保昌正夫 194
- 展望 「読み」の問題をめぐって
- 清水孝純 198
- 書評 二瓶愛蔵著『若き日の露伴』
- 岡保生 205
- 前田愛著『樋口一葉の世界』
- 十川信介 208
- 山田博光著『国木田独歩論考』
- 佐藤勝 212
- 小野孝尚・春江共編『校本横瀬夜雨詩集』
- 原子朗 215
- 神谷忠孝著『横光利一論』を読む
- 栗坪良樹 218
- 千葉宣一著『現代文学の比較文学的研究』
- 剣持武彦 222
- 日本近代文学会
- 第27集 (1980年 昭和55年 10月25日発行) ダウンロード
- 明治初期翻訳文学における自然と文体
- ―二葉亭四迷の「あひびき」を中心に―
- 小森陽一 1
- 露伴における風流の展開 ―「風流魔」の発想と挫折をめぐって―
- 二瓶愛蔵 15
- 「忘れえぬ人々」論
- 滝藤満義 29
- 自然主義の評論 ―天渓の作品論を中心に―
- 畑実 44
- 「吾輩は猫である」試論
- 角田旅人 53
- 鷗外「佐橋甚五郎」論
- 須田喜代次 65
- 茂吉と白秋 ―近代詩史の一断面―
- 野山嘉正 77
- 短歌的自然主義の契機
- 篠弘 89
- 『三部曲』の位置 ―「旧衣を脱する最後のもの」について―
- 宗像和重 103
- 『親子』 ―有島武郎の挽歌
- 外尾登志美 118
- 「生物の上にみづながれ」 ―『月に吠える』の一面―
- 栗原敦 131
- 萩原朔太郎の詩想基盤について ―『月に吠える』を中心に―
- 田村圭司 145
- 芥川龍之介「地獄変」覚書 ―その地獄へと回転する構造―
- 渡邉正彦 158
- 横光利一・「花園の思想」以後 ―「上海」「機械」「寝園」への道程―
- 玉村周 169
- 「感情細胞の断面」とその周辺
- 曾根博義 182
- 小林秀雄の「私小説論」 ―〈社会化した「私」〉の可能性―
- 伊中悦子 197
- 武田泰淳とキリスト教 ―「審判」「蝮のすえ」をめぐって―
- 西谷博之 210
- 追悼文 木村毅さんのしごと
- 岡保生 224
- 展望 最近思うこと
- 前田愛 227
- 〈ことば〉の喚起 ―研究展望に代えて―
- 日高昭二 234
- 書評 磯貝英夫著『森鷗外』
- 蒲生芳郎 241
- 関口安義著『豊島与志雄研究』
- 浅井清 245
- 梶木剛著『横光利一の軌跡』
- 山崎国紀著『横光利一論』
- 保昌正夫著『横光利一抄』
- 小田桐弘子著『横光利一』
- 神谷忠孝 249
- 羽鳥徹哉著『作家川端の基底』
- 林武志 254
- 木村幸雄著『中野重治論』
- 佐藤義雄 258
- 杉野要吉著『中野重治の研究』
- 猪野謙二著『日本現代文学史(一)明治文学史』
- 山田有策 264
- 日本近代文学会
- 第28集 (1981年 昭和56年 9月25日発行) ダウンロード
- 短篇集『武蔵野』 ―〈心のふるさと〉の中の自然と人間
- 北野昭彦 1
- 子規〈自然〉 ―四大随筆考―
- 米田利昭 12
- 花袋と〈内なる自然〉 ―「重右衛門の最後」前後―
- 戸松泉 25
- 漱石の文学理論の構造とその位相
- 高野実貴雄 38
- 漱石のウイリアム・ジェームス受容について
- ―『彼岸過迄』論の手がかりとして―
- 小倉脩三 52
- 『彼岸過迄』質疑
- 佐々木充 65
- 国家・都市・郷土 ―啄木と荷風の交錯について―
- 木股知史 79
- 「疑惑」系列作品の成立とその構図 ―〈理想化〉としての秋江私小説―
- 中尾務 93
- 『桜の実の熟する時』論
- 高橋昌子 106
- 山村暮鳥論 ―『聖三稜玻璃』の生命・人間―
- 杉浦静 120
- 有島武郎の童話
- 浜野卓也 133
- 『冥途』覚書
- 酒井英行 145
- 『妖魔の辻占』成立考 ―泉鏡花と『甲子夜話』―
- 手塚昌行 158
- 金子洋文「地獄」自筆原稿をめぐって
- 北条常久 171
- 芥川龍之介小論 ―その遡行・「点鬼簿」への軌跡―
- 宮坂覺 182
- 谷崎潤一郎『武州公秘話』について
- ―初出文との校合及びその成立過程をめぐって―
- 千葉俊二 197
- 『上海』への行程 ―認識活動としての文学―
- 栗坪良樹 211
- ハリコフ会議経緯 ―勝本清一郎の役割を中心に―
- 中川成美 224
- 追悼文 本間久雄氏の思い出
- 吉田精一 237
- 展望 或るオプティミスティックな悲観論または基本志向のすすめ
- 重松泰雄 239
- 日本近代文学研究における著作資料について
- 佐々木靖章 243
- 比較という発想
- 大久保喬樹 248
- 書評 嘉部嘉隆著『森鷗外』
- 長谷川泉 252
- 十川信介著『島崎藤村』
- 平岡敏夫 256
- 相原和邦著『漱石文学』
- 高木文雄 260
- 紅野敏郎著『文学史の園』
- 助川徳是 264
- 笠原伸夫著『谷崎潤一郎』
- 坂上博一 268
- 西垣勤著『白樺派作家論』
- 内田満 271
- 勝山功著『大正・私小説研究』
- 亀井秀雄 275
- 磯貝英夫著『現代文学史論』ほか
- 小笠原克 278
- 解りきった事ばかり恐縮ながら
- 谷沢永一 282
- 日本近代文学会
- 第29集 (1982年 昭和57年 10月20日発行) ダウンロード
- 近代文学と挿絵 ―逍遙を中心に―
- 山本芳明 1
- 森鷗外「文づかひ」の世界
- 清田文武 17
- 「水沫集」の構成をめぐって ―ハイゼの小説理論を軸として―
- 松木博 30
- 人生相渉論争開幕の周辺
- 出原隆俊 39
- 緑雨の小説について ―一部の風刺的作品の文体を中心に―
- 塚越和夫 52
- 「春」と「田舎教師」 ―その「省略」の意味―
- 田中榮一 65
- 『ふらんす物語』における荷風のフランス
- 網野義紘 84
- 「真珠の指輪」の意味と役割 ―『それから』の世界―
- 斉藤英雄 96
- 「道草」における健三の対他関係の構造
- 石原千秋 110
- 朔太郎の「歌」
- 安藤靖彦 123
- 『田園の憂鬱』論
- 高橋世織 134
- 有島武郎『親子』論 ―成立時期の問題―
- 大里恭三郎 145
- 辻潤と辻まこと
- 安川定男 158
- 窪川鶴次郎「風雲」論
- 大塚博 169
- 伊藤整『小説の方法』の一問題 ―〈生命〉について―
- 越前谷宏 182
- 〈新資料〉椎名麟三の未発表長編小説「祈り」(未完)について
- 斉藤末弘 195
- 展望 私小説研究のことなど
- 柳沢孝子 209
- 和田謹吾・本多秋五・稲垣達郎氏 ―「人間」「人生」「学問」―
- 紅野敏郎 215
- 書評 『稲垣達郎学芸文集』
- 吉田精一 220
- 塚越和夫著『明治文学石摺考』
- 土佐亨 223
- 相馬庸郎著『日本自然主義再考』
- 中島国彦 226
- 山崎一穎著『森鷗外 ―歴史小説研究― 』
- 小泉浩一郎著『森鷗外論 ―実証と批評― 』
- 大屋幸世 230
- 恩田逸夫著『宮沢賢治論』
- 分銅惇作 235
- 日本近代文学会
- 第30集 (1983年 昭和58年 10月5日発行) ダウンロード
- 〈特集〉 『夜明け前』をめぐって
- 「復古」の意味
- 紅野謙介 1
- 「嵐」と『夜明け前』
- 十川信介 11
- 〈転向〉の帰着点とは何か
- 松本健一 21
- ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
- 漱石序論 ―『野分』を中心に―
- 金子博 29
- 光太郎・その転期の様相 ―智恵子との邂逅をめぐって―
- 杉本優 41
- 芥川龍之介「手巾」について ―岩森亀一氏所蔵の『武士道』と比較しつつ―
- 笠井秋生 57
- 「地獄変」の方法と意味 ―語りの構造―
- 清水康次 68
- モデル論から見た「聖餐」の世界
- 石丸晶子 82
- 前期伊藤整における〈性〉の変容 ―共同性への下降―
- 佐藤和正 96
- コップの組織論と赤色労働組合主義理論
- 林淑美 109
- 伊東静雄『夏花』論 ―その発想の軌跡を中心に―
- 田中俊廣 125
- 宮本百合子の評論 ―『近代文学』派との接点(一)―
- 沼沢和子 143
- 展望 『暗夜行路』における「彼」
- 柳父章 155
- 「間の構造」と「いのちとかたち」
- 剣持武彦 160
- 〈資料室〉 少年鼓手浜田謹吾 ―方法に関する一挿話―
- 平岡敏夫 165
- 透谷とビーコンスフィールド
- 関肇 168
- 藤村の帰国直後の談話
- 赤尾利弘 171
- 〈追悼文〉 〈記憶〉のなかから
- 三好行雄 176
- 越智さん
- 十川信介 178
- 書評 大西貢著『近代日本文学の分水嶺 ―大正文学の可能性』
- 助川徳是 182
- 平岡敏夫著『芥川龍之介 抒情の美学』
- 菊地弘著『芥川龍之介 ―意識と方法― 』
- 浅野洋 185
- 相馬正一著『評伝太宰治 第一部』
- 鳥居邦朗著『太宰治論 作品からのアプローチ』
- 角田旅人 191
- 前田愛著『都市空間のなかの文学』
- 中島国彦 196
- 『江頭彦造著作集』全五巻
- 武田孝昭 199
- 紹介 芦谷信和著『国木田独歩 ―比較文学的研究― 』
- 滝藤満義 206
- 大森澄雄著『私小説作家研究』
- 森本穫 207
- 山崎一穎著『森鷗外・史伝小説研究』
- 小泉浩一郎 208
- 明珍昇著『現代詩の意識と表現』
- 角田敏郎 209
- 浦西和彦編『徳永直〈人物書誌大系Ⅰ〉』
- 首藤基澄 210
- 米倉厳著『金子光晴・戦中戦後』
- 阿毛久芳 211
- デニス・キーン著伊藤悟・井上謙訳『モダニスト 横光利一』
- 神谷忠孝 213
- 日本近代文学会
『日本近代文学』第31集~第40集
次のページへ